エアー断震とは空気の力を利用して家全体を浮かせます。つまり、建物と揺れている地面は切り離されるため建物と家具、そしてそこに住む人は地震の影響をほとんど受けずにすむというわけです。これまでにもいろいろな免震技術が開発されてきましたが、そのどれもが地面と免震装置が接していて、完全に浮いているというものはありませんでした。また、ビルなどの高層建築物や重量建築物などに適しているものや、値段の高いものも多く一般の戸建て住宅には問題がありました。エアー断震を使うことにより、日本中に安全でローコストな住宅を普及するための住まいづくりを目指しています。
・・・45秒目
実際に建物が空気で浮き上がる様子が見れます。 ・・・1分5秒目
擬似地震を起こし、エアー断震作動時の揺れを比較した実験が見れます。
人工地盤と基礎の間にわずかな空気圧を吹き込むことにより、ホバークラフトのように瞬時に家を浮かせて、地震の揺れを伝えにくくします。また、この断震住宅なら建物の構造体が損傷を受けることもほとんどありません。何度地震が起こっても住宅が痛まないため、建物自体の強度が維持され、建物の寿命がながくなります。
![]() |
![]() 1. ローコストを実現! |